The Girl in the Cafe (日本未公開)2005年英 ビル・ナイ/ケリー・マクドナルド

『The Girl in the Cafe』主演ビル・ナイ、ケリーマクドナルド


本日の1本!管理人ソフトポケットのコメント

M softpocket

評価:★★★★☆

ラブ・アクチュアリー』や、『About time』などでとってもいい味出している、大好きなビル・ナイ主演(ローレンス役)の映画です。共演は、ほれぼれするほどきれいな「ブレイブ」で声優を演じたケリー・マクドナルド(ジーナ役)

比較的地味目なことが原因なのか、日本では未公開のこの映画です。しかーし、ビル・ナイの出演する映画の中でも、本作は指折りの出来だと思います。それもそのはず、原作は『ラブアクチュアリー』や『About Time』のリチャード・カーティス。また、ビル・ナイのいぶし銀の魅力が遺憾なく発揮されています。

ローレンス(ナイ)は、英国の代表団としてG8の開かれるレイキャビクに向かおうとする国家公務員(独身)。きちんとした身なりと日常のルーチンに正確に沿った波風のない生活を送る、地味目の人生も終盤という感じの典型的なロンドナー。その彼が、ある日カフェで一人の若い女性ジーナ(マクドナルド)に出会うことから、ストーリーはがぜん華やぎ始めます。

彼は、かなりの勇気を振り絞って、レイキャビクのG8に同行しないかと、彼女を誘いますが、その様子がとても微笑ましいです。ビル・ナイは現実の生活ではモテモテでしょうから、あまりモテてこなかった男を演じながらも、カッコよさがちらちら見えるところがいいんです。彼のおはこですね。彼女のほうは結構大胆。意思の強い、思ったことをストレートに表現する現代的な女性という設定です。

ローレンスの標準的な英語に比べて、ジーナのスコットランドなまりの英語が何とも言えずいい感じです。イングリッシュ・ローレンスの『保守』に対して、スコティッシュ・ジーナの『若さと正義感・野党精神』が印象的に浮かび上がります。ローレンスの固まりかけた心を甘く揺さぶり、大きな嵐を巻き起こす、美しいジーナのストレートなまなざしを鑑賞しましょう。

G8の訪問団の内情など全く知りませんでしたが、こんな風なんだろうなあという新鮮さもありましたよ。日本の環境(おそらく大部分の国で)でジーナのようにふるまえば(というか、その前に振る舞えないとおもいますが)一発でアウトです。でも英国が舞台のこの映画、最後はうまく盛り上がり収束しています。

ビル・ナイのファンなら必見、そうでなくてもとても楽しめるじんわりくる映画です。絶賛おすすめ!

その他

原作 Richard Curtis
監督 David Yates
主演 Bill Nighy Kelly Macdonald
共演   Marit Velle Kile
テーマ音楽 Nicholas Hooper
製作国      UK
言語      英語/フランス語
プロデューサー Hilary Bevan Jones
上映時間 94分
封切        2005年6月25日

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