「博士と彼女のセオリー」The Theory of Everything( 2014年)アカデミー賞受賞作 

(2015年8月5日発売)


(インポート)

本日の1本!管理人コメント

M softpocket

評価:★★★★

今年73歳になるホーキング博士の半生を描いた映画です。今年のアカデミー賞、主演男優賞をさらった、エディ・レッドメインの演技はとても繊細で、ことに病状の悪化に伴い、段階的に運動能力が失われていくさまなどはリアルでした。

ホーキング博士、10年ほど前はよくテレビに出演したりしていましたが、今はどうしているのでしょうか。映画の中の若かりしホーキング博士が、車いすの博士の姿に重なり切なかったです。病気を告知され、あと2年だと知って自暴自棄気味になる彼を、ジェーンが精神的にも物理的にも文字通り支えます。映画の中での2人の会話で非常につらい部分があるのですが、ネタバレになるのでこの辺でよしておきます。

製作

監督:ジェームズ・マーシュ
脚本:アンソニー・マッカーテン
原作:ジェーン・ホーキング『Travelling to Infinity:My life with Stephen』
製作:ティム・ビーバン/リサ・ブルース/アンソニー・マッカ―テン/エリック・フェルナー
撮影:ブノワ・ドゥローム
製作国:イギリス
音楽:ヨハン・ヨハンソン
配給:英;ユニバーサル・ピクチャーズ/日;東宝東和
上映時間:124分

簡単なストーリー

ケンブリッジ大学、トリニティカレッジで理論物理学を研究する、スティーヴン・ホーキングは、同じ大学で中世詩の学生ジェーンと恋に落ちます。でも悲しいことに、彼は筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症、よくもってあと2年の命だと宣告されてしまいます。自暴自棄になりかけたスティーブンを救ったのは、妻となったジェーンでした。結婚した2人にはやがて子供が生まれ、スティーブンの研究も軌道に乗り、博士号も取得します。一方ジェーンは介護と育児に追われ、2人はだんだんすれ違うようになっていきます。

主なロケ地

イングランドのケンブリッジ大学
写真は、ケンブリッジ大学の卒業式(2013年度)
IMG_3503

ケンブリッジ大学のキングスカレッジ
IMG_3505

メインキャスト

【キャスト】
スティーヴン・ホーキング:エディ・レッドメイン『マリリン 7日間の恋』
ジェーン・ホーキング:フェリシティ・ジョーンズ『アメイジング・スパイダーマン2』
ジョナサン・ヘリヤー・ジョーンズ:チャーリー・コックス「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」
ベリル・ワイルド:エミリー・ワトソン『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』『奇跡の海』
フランク・ホーキング:サイモン・マクバーニー『ハリー・ポッターと死の秘密 PART1』
デニス・シアマ:デヴィッド・シューリス『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

映画の中の名場面集

Theory of everything

ケンブリッジは学生の街です。今でも学生の足は自転車。いたるところで自転車が行きかい、カレッジや教会には鎖でつながれた自転車が所せましと並びます。今も昔もケンブリッジの風物詩と言っていいでしょう。これはスティーブンが友人とカレッジから物理学教室に移動する場面です。

Theory of everything3

ジェーンとの「May Ball」の一幕。美しい場面です。この時はまだ病気も悪化していませんでした。ちなみに、トリニティカレッジとセントジョーンズカレッジの競争意識は当時から強く、今でもなにかにつけ競り合っています。ライバルという言葉はこういうシチュエーションで使うのでしょう。

Theory of everything2
博士号が決定したときの、友達を交えたディナーの席。スプーンでグリーンピースをすくうのもだんだん困難になっていきます。焦燥感にかられるスティーブン。

原作

この映画は、ホーキング博士の前妻ジェーンさんの書いた本、「Travelling to Infinity」を原作としています。


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